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『あったカフェ』の新たな挑戦!

【あったカフェリニューアル前の最終日☆】


平成27年の5月にスタートした 『あったカフェ』 は、もともと私が思い描いていたものを形にしたスタイル。当時、ひな包括に居た近藤さんと愛知学泉の木村先生とタッグを組んで立ち上げました。


“認知症”を専門としたデイサービスとして運営している「あおぞら」その中で多くの方と出会い、その方たちの人生の1ページに私たちを数多く加えて頂いてきました。


その経験の中で、認知症という一つのカテゴリーに全てを当てはめること自体に無理があることに気が付き、そしてそれは各疾患だけではなく人生のプロセスや生活環境などそれぞれのスタイルにより大きな変化が生じることを痛感していました。


それらは分解していくと、それぞれ個人にあった形となり、すべてが完全にオーダーメイド的な感覚になります。その中でも私が個人的に強く必要性を感じていた形。


それが “若年性認知症” へのアプローチです。


認知症という名の、それぞれの疾患名を診断されていく中で若さゆえの悩みや葛藤など、高齢期にて発症するのとは全く別次元的な感覚になることを強く感じていました。


そして、それらを「ふっ」と感じた時に、「まさか」と否定感覚の裏側にある「もしかしたら…」となった時に、誰かに話をしてみたいと思ったときに安心して来られる場所が必要だと思ったのです。


認知症をメインにした勉強会や、家族の集まりなど色々な形で各地に広がっています。ただ、その中で若年性認知症をメインとした場所は今よりも更に少なかったのです。


これは、後に発生したことなのですが岡崎市は「あったカフェ」の開設後に岡崎市としても“認知症カフェ”を支援する意向を示しました。


岡崎市としての認知症カフェとしての定義の中に“地域の方を交えること”となっていました。私は、その形が条件となるのならば「あったカフェ」は岡崎市の支援を受けなくてもいいと言って断りました。


理由として一番は“若年期認知症がメインとする場所はココにしかない!”から。地域の方などが集まれる場所は、探せば豊富にあります。でも、若年期認知症として診断された本人や支援する方がメインとなる場所は本当に少ないんです。


それに、その場所が地域としての解放れた場合に来店中における適切なフォローが難しいと判断したのです。そうした考えで「あったカフェ」は若年期をメインとした場所として他とは違うスタイルを貫いたのです。


カフェ(喫茶店)という気軽な雰囲気を作りながら、お洒落な感じと当たり前の生活にも着目をしました。外に出かけて、外食したりお話したり、メニューを選んだり、またそのお店に行きたくなったり。


ごく当たり前のこと。これが、ある日「認知症です…」と診断をされると、誰もが望んでいないのに認知症のレッテルを貼られます。それは、本人や家族にとってあまりにも大きな出来事となります。


なぜか今まで当たり前にしていたことが、当たり前でなくなっていくのです、周りからの視線が何かに刺されたような感覚になることもあります。


「あったカフェ」 では、それらをすべてクリアしたい気持ちでした。


通常はデイサービスとして運営している場所を可能な限りに化粧をしカフェの雰囲気をつくり、ユニホームにも拘りました。そして、常にメニューは飲み物やスイーツなど合わせて数十種類にしました。


珈琲は豆から挽き、スイーツは手作りにこだわり、来店した際にはメニューを選ぶ楽しさを徹底的に拘りました。もちろん、この2年と10カ月の間は常に利益なしです。


でも、そんなことよりも「あったカフェ」は同世代、同じ悩み、似た境遇の方が集まり若年性認知症に関わる非常に良い交流の場となりました。


リピーターの方が多く、こうした専門的な場所を求めていたこともリアルな声が大きな励みとなりました。そうした声が「あったカフェ」が求めていた形でもありました。


しかし、課題も多くあります。一番は、こうした取り組みを多くの方に知っていただくための広報です。すべてが自助努力となるので、とにかく自身の足で動きまわるしかありません。


この取り組みが広くなることで、自宅から出られない隠れた悩める若年期に関わる方が早期に相談ができることで、適切な時期を見逃さずにできる。


しかし、その形を広めていくことは並大抵のことではありません。各医療機関や介護保険外からのアプローチなど、様々な形を探りながら今ももがいています。


また、運営していく資金もそうですが参加するスタッフの確保も大きな課題です。実際に、今までの間ですべて参加したのは私と翠さんです。運営側なので当然ですが、口で言うほど簡単なことではありません。


その他にも多くの課題を抱えながら、「あったカフェ」の新たな形を模索していました。そして、今回は新たな展開としてというよりも「あったカフェ」のさらなる形としての挑戦です。


写真のチラシにある通り、4月から 新たな「あったカフェ」 として動き出します!!


まずは細くても継続し続け、その大切な重要性を訴え続けるために、この場所を必要とする方が一人でもいる限りは頑張り続けたいと思います。


取りあえずの一区切りです。この2年と10カ月、本当に有難う御座いました。そして、また来月からも宜しくお願い致します。また、皆さんと逢える日を楽しみに待ってますよ☆


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~脳と体のいきいきセンター~
有限会社 デイサービス青空


デイサービスあおぞら
〒444-0918
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TEL:(0564)66-0022 FAX:(0564)66-0007
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